メーカー指定価格 – 値引き無し販売に思うこと

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価格を貼り出す

こんにちは!
ぷるぷるほっぺ家族のパパです。

「メーカー指定価格」と言うのは通称のようです。
ぷるぷるほっぺ家族は消費者ですので、その目線で聞いたことを書くことにします。

ビストロ NE-CBS2700 を購入するとき、値引き無しで購入したと書きましたよね。
実はどこで調べても、どこで買っても価格に大差はありませんでした。

どうも2020年頃から「メーカー指定価格」商品が販売されているようなのです。
パパは最近知ったのですが、値引きが無いわけです。

故障などでママが相談しやすいところをと思って、近所の量販店にしたのですが・・・。
故障時の量販店の対応やメーカーの対応、在庫と量販店の動き、なんとなく見えてきました。

目次

指定価格の仕組み

メーカー指定価格とは、簡単に言うとメーカーが小売店に店頭販売価格を指定できることです。
小売店が勝手に値引きなどの価格変更をすることは許されないのです。
2020年からパナソニックが導入したらしいです。

なるほど、だからビストロ(NE-CBS2700)は値引きは無かったんだ!

単純に考えたらそう思いますが、現在もほとんどの商品はそうではありません。

指定価格は独占禁止法違反にはならない

メーカーが、小売店など流通業者の販売価格を拘束することは、独占禁止法によって違法となります。

しかし今回の「指定価格」は、在庫責任をメーカー側が持ち、いつでも販売残を返品としてメーカーが受け入れる場合、「独占禁止法」違反にはならないと言う判断です。
小売店は単なる取次ぎとして機能しているだけという判断です。

細かい部分は端折りますが、条件を合わせられれば、メーカーが販売価格を指定できると言うことです。
これは、何もかも市場に任せたためにデフレが進行したことへの反省であり、ある意味でメーカー・小売店の保護でもあります。
値段が指定されると値段以外の条件が購入意欲につながり、市場が活性化されるわけです。
インターネットでの販売価格と店頭価格などに差がなくなり、商品そのものの魅力で販売していくわけです。

消費者は安い方が良いが

指定価格

その昔、某有名靴メーカーが安売りした小売店に商品を卸さず、裁判でメーカーが負けたと言う話を聞いたことがあります。
そのブランドは、今でも安心感があり、しっかりとした品質の革靴ブランドですが、ブランドを傷つけられたくなかったのでしょう。

しかし消費者は、同じものなら値段が安いものの方が喜びます。
問題は似て非なるものを選んでしまうことでしょうか・・・。

似て非なるものが良いものなら、良い市場競争になります。
似て非なるものが劣るものなら、本来の商品だけが残るでしょう。
ただ、商品や値段によりますが・・・。

消費者にとっても、メーカーが切磋琢磨して安さと良さを追求していくことが良いことです。
偽物はいけませんが、安かろう悪かろうでは、そのうち売れなくなってしまうでしょう。

まっとうな商品を安く開発・販売してもらいたいところですが、最近の日本のようにデフレが強くなると消費者だけが強くなっていってしまうのです。
(今回の話と少しだけずれますが)産地偽装食品などが、その最もたる例として発生しています。

ビストロの場合、安い方が売れるのは当然ですが、必要だと思う機能を搭載して、値段をつけて販売する。
高すぎたら売れないし、安くするにも限界がある。
高すぎて売れなければ、その商品は無くなっていくでしょう。
パナソニックはその中で、安売りに負けず、自社の商品に自信を持ち、新しい売り方として「メーカー指定価格」を実施したのでしょう。

メーカー指定価格なら

「メーカー指定価格」商品だから?

一度、量販店の担当者がエラーを確認しに来ましたが、その後はメーカーがすべて対応することになりました。
量販店の在庫もメーカーがある程度把握していました。

欲しい商品が「メーカー指定価格」なら、どこで購入するのが正解なのでしょうか。
ぷるぷるほっぺ家族の判断では、「メーカー指定価格」とはっきり分かっている商品は、メーカー直接か、信頼のおける小売店で購入する方が良いかもしれません。

ビストロは、(上でも書いているように)我が家は近所の量販店で購入しました。
我が家のビストロが故障した時の顛末は関連記事を読んでいただくとして、まず最初に量販店に連絡をしました。

量販店は、メーカーから納入されたことも把握しておらず、担当が休んでいたなどの理由で、我が家へ納入は数日遅れました。

納入時には、量販店の搬入業者が来ましたが、ろくな態度ではありませんでした。

印象に残っている大きな問題としては、言うことがそれぞれ変わって統一性が無いことです。
代替え機が借りられる・借りられない。
付属品は入れ替えられる・入れ替えられない。
一回目と二回目で、言うことが変わるのです。

これは量販店の問題かもしれません。
我々からすると量販店のやる気の無さ、対応のずさんさしか感じられません。
しかし、本当は「メーカー指定価格」の商品だからかもしれません。

つまり、メーカーが入れ替えをはじめ、イニシアチブをとっているのは良いことでした。
メーカーの動きは素早く、量販店の動きは鈍かったことを考えると、量販店で「メーカー指定価格」商品を購入する意味が無くなります。
メーカーの直販サイトで購入すれば、メーカーも儲かり、故障時などのサービスも良ければ、それに越したことは無いでしょう。

過去の経験

昔、アマゾンで洗濯機を買いました。
ドラム式で高価な洗濯機です。

「高価な洗濯機をアマゾンで購入なんて!?」と思う方もおられますよね。
そう、そのドラム洗濯機も故障しました。

家に見に来たのは、メーカーの下請けのサービスマン。
「東芝クレーマー事件」の後だったこともあってか、エラーメッセージを見て、新製品に入れ替えの判断が出ました。

実は同じような故障で合計2回も入れ替えたのです。
それも下請けのサービスマンの判断で。

アマゾンの場合、直接メーカーに問い合わせるので、判断はメーカーに任されているのでしょう。
エラー内容によるのでしょうが、メーカーが判断し、メーカーが対応してくれるなら一番安心です。

ちなみに、引っ越しの際、別の量販店でTVやエアコンなど、いくつも家電製品を買いましたが、気になるような点や態度はありませんでした。
むしろ、気持ちよく設置してもらうことが出来ました。
すべての量販店が悪いわけではないことを言いたかっただけです。

もうメーカー直販で良いのでは?

インターネットが普及し、商品を個人とメーカーが直接やり取りできることが難しくない現在、「メーカー指定価格」商品は量販店で買う必要が無いのではないでしょうか。

この目で見たいとか、触ってみたいとか、現物のサイズがとか・・・・。
ショールームで良いかもしれません。
世の中、この形の販売方法が増えているのは当然ですね・・・商品の性質にもよりますけれども。

チラシ価格

ぷるぷるほっぺ家族は関西に住んでいるからかも知れません。
人口の多いところだけでも変えていってくれたら良いのになぁと思います。

「メーカー指定価格」も良いです!

ぷるぷるほっぺ家族パパは根っからの関西人ですが、店頭での価格交渉には飽きています。
交渉しても、千~数百円しか変わらないこともしばしば・・・。

さすがにトヨタで車の価格が変わらないのには閉口しましたが、変わらないと分かっていれば検討しやすくなります。

価格が下がるかもと考えるから、値下げにチャレンジするのであって、下がらないなら面倒なことはしません。
その商品が欲しいなら値段を見て考えればよいのです。

実はぷるぷるほっぺ家族がビストロを購入したのは、パナソニックさんがキャッシュバックキャンペーンをしてくれていたタイミングでした。
購入後、口座に1万円のキャッシュバックがあったのです。
唯一の値引きでしたw。

おまけが貰えるなら貰えば良いです。
この辺が量販店さんにしかできない部分でしょうか。
ぷるぷるほっぺ家族もラップとか洗剤とかもらいましたっけ。

「メーカー指定価格」になることで良いことも悪いこともあるでしょう。
調べたところパナソニックさんだけでも50点以上「メーカー指定価格」商品があるようです。
最早、大手メーカーの商品は「メーカー指定価格」しかなくなる日が来るのでは無いでしょうか。

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