こんにちは。
ぷるぷるほっぺ家族の高校生の頃から料理を作ってきたパパです。
少し高級品感のあるローストビーフ。
美味しいですが、特別な日に食べるメニューですよね。
でも、ご自宅で簡単で安価に食べられます。
難しいことはありません。
気軽に挑戦してみましょう。
ローストビーフはおうちでも簡単に作れます。
牛肉の産地や部位により、味の変化もあり楽しいです。
ほとんど失敗もなく、何より美味しくて幸せになりますよ!
私はほんの少しだけさしみ醤油をつけて食べる!
美味しいよ!
おすすめの部位
牛肉は、部位により味わいも違い、それぞれの好みもあります。
わが家一押し!とうがらし(とんび)
とうがらし(とんび)とは牛の肩から腕の部分です。
1頭から少量しかとれないので、スーパーではあまり見かけないかも知れません。
ママが行きつけのスーパーが素晴らしく、地域の主婦の意見を可能な限り反映させてくれるのです。
牛肉をはじめ、置いている商品について意見を聞いてくれるので、またママも買いに行きますよね。
とんびはスーパーの方からの提案でした。
「これを一度買ってローストビーフにしてみて。昔焼肉屋をしていたから信じてくれて大丈夫!」
これが、我が家と「とんび」の出会いです。
それからは何度買ったことやら。
細かなサシもありますが、赤身の上品な味わいです。
肉の旨みが濃厚ですが、さっぱりとしており、ヒレに近い食感です。
食べてみれば違いがはっきりと判ります。
牛肉の濃厚さを感じ、サシによる甘味も感じられます。
それでいてさっぱりしているのです。
少し硬いそうですが、ローストビーフは薄切りにするので私たちは気になりませんでした。
我が家では、とうがらし(とんび)が今までで1番ローストビーフにあうと考えています。
いつもの 国産牛 内モモ
入手のしやすさと、購入可能な価格で、最も食卓に上がってきやすい部位です。
ほぼ赤身で、「モモブロック」として一般的にスーパー等でも安価に入手出来ます。
内モモを買いたいですが、店頭ではモモのどこなのか分からないので、よく行くお店でリクエスト可能ならベストですね。
我が家では、出来れば外国産ではなく、国産和牛にこだわりたいです。
他にもおすすめ
ヒレ(フィレ)
牛肉の中で最も柔らかい部位です。
きめ細かい肉質なので柔らかく、舌触りもまろやかです。
1頭から少量しかとれず、味・食感も申し分ないため、最も高価です。
最高級部位であるシャトーブリアンがある部位です。
サーロイン
ロースの一部で柔らかいです。
脂の甘みが感じられ、お肉のうまみも感じられる、ステーキに使われる部位として有名ですね。
赤身肉の中に適度に脂が入り込み、赤身肉の味わいも脂身のジューシーさも味わえる部位で、ローストビーフにしてもおいしい部位です。
脂身が少ない輸入牛の方が、冷めても硬くなりにくいので、ローストビーフ向きらしいです。
リブロース
柔らかく、脂肪多めでコクがあります。
霜降りで細かく脂が入っているため、熱を加えると肉汁が溶け出してジューシーでとろけるような食感になります。
サーロイン同様、冷めても硬くなりにくい脂身が少ない輸入牛の方が、ローストビーフ向きらしいです。
ランプ・イチボ
赤身の肉質はキメが細かくて柔らかく、コクがあり濃厚な味わいです。
どちらも脂にクセもありませんが、イチボは独特の風味があります。
サーロインに近い側がランプと呼ばれており、おしり側にあるのがイチボです。
購入にあたって
一般的な価格は、「ヒレ(フィレ)」が最も高く、続いて「サーロイン・リブロース」の順です。
「トンビ(トウガラシ)」「ランプ・イチボ」がその次に高く、「モモ」が一番入手しやすいですね。
価格は、
ヒレ(フィレ) > サーロイン・リブロース > トンビ(トウガラシ) > ランプ・イチボ > モモ
ですね!
ブロック肉で入手したいですが、小さなスーパーではあまり売っていません。
「モモブロック」を見かける程度でしょうか。
最近では、肉屋さんでもブロックは見かけなくなりました。
お店の方に「ブロックで買いたい」と伝えて、(後日?)購入することになると思います。
メス牛の方が美味しいと聞いたことがあります。
下味と調理方法
下味(シーズニング・スパイス)
生肉を扱うので、食中毒にならないように気を付けてください。
ブロック肉なので、内部まで菌は入りにくいと思いますが、入念に手洗いを行いましょう。
いくつもの有名会社からから下味用のものが発売されています。
それで作ればハズレはないはずです。
にんにくや玉ねぎのすりおろしたものに漬けるレシピもあります。
リンゴや梨を入れたりもします。
ローズマリーやタイムなどのハーブや、オールスパイスなどで下味をつけるレシピもあります。
我が家の下味処理は、塩・胡椒だけです。
肉は塩で食べるのが一番美味しいと思うのです。
うちのママは、ローリエ(ローレル)入れたりします。
- 準備0肉を冷蔵庫から取り出しておく
肉の調理に入る前に常温まで肉を戻しておきます。
ぶっちゃけ、そんなに気を使っていません。
あまり冷えていると、熱が入りにくいだけでしょうか。 - 準備1ドリップをキッチンペーパーで拭き取る
肉をキッチンペーパーで巻いて、周りの水分を吸い取ります。
- 準備3塩・胡椒を振る
塩(0.8~2%くらい、気分で)を全面に軽く振り、さすって揉み込みます。
黒胡椒を気が済むまで振りかけます。
調理方法
生肉を扱うので、食中毒にならないように気を付けてください。
ブロック肉なので、内部まで菌は入りにくいと思いますが、入念に手洗いを行いましょう。
表面を焼いて肉汁を閉じ込め、ゆっくりと中に熱を入れていくという調理方法になります。
重要(目標)なのは、牛肉の中心温度を54℃以上にすることです。
オーブンで表面を焼いたり、フライパンで各面を転がして焼いたりした後、アルミホイルなどに包んでゆっくりと熱を通します。
最近はやりの炊飯器でローストビーフも良いですが、わが家は低温調理器で調理します。
パパは低温調理器が一番美味しく調理できました。
※低温調理器で調理したものは早めに食べてしまいましょう。我が家では2~3日中に食べてしまします。
- 調理0袋に入れ真空状態にする
下味をつけた肉を熱と真空に対応している袋に入れて、真空状態にします。
※冷凍用の袋には熱に対応していないものがあるので注意してください。
※オススメの袋は別記事を参考にしてください。 - 調理1低温調理
基本は63℃で90分、低温調理します。
※調理温度は、色々調べたところでは、もう少し低いところが多いです。
※調理時間も、厚みある場合やサシが多い場合は、少し長めにセットします。 - 調理2冷蔵庫へ
袋ごと氷水に入れて粗熱(それほど熱くないですが)をとります。
その後冷蔵庫へ。 - 調理3メイラード反応
わが家では食べる前に、バーナーで表面を焼き付けます。
[https://soulfulz.net/sousvidecoocker/]
ソース(タレ)もひと工夫
グレイビーソースを利用し、バルサミコ酢・赤ワインを使った贅沢なソース。
ホースラディッシュで辛味を付けたいですね。
色んなものが売られていますし、焼肉のたれもいいですね。
様々なサラダソースもあいます。
わが家はさしみ醤油 +わさびで決まりです。
ホースラディッシュでもさわやかで良いですね。
どちらもチューブのものを使っています。
それでも全く問題なく美味しいです。
基本、肉が美味しければどんなソースで食べても美味しいです。
パパは実は牛肉をそれほど好んで食べませんが、我が家で作るローストビーフにさしみ醤油・わさびのセットだけは別です。
切り方
肉には繊維があります。
ローストビーフは繊維に対してなるべく直角切るようにカットして食べましょう。
(上図では赤色が繊維の方向、青色が包丁で切る方向)
繊維を切ることで、より柔らかな触感となります。
繊維の方向が悪かったり、分かりにくければ、そぎ切りにするのも手です。
2~3mmの薄切りが良いとされており、あまり厚いのは推奨されません。
とはいえ、実際は個人の好みですが・・・。
パパは薄いほうが好きですが、厚くても肉々しくて好きな人もいますからね。
薄く切るコツは、温かい出来立てでなく、冷やしたものを食べる直前にカットするようにしましょう。
暖かいときに切ると、赤い肉汁も出てしまいますので、冷やしてから切ることをお勧めします。
ローストビーフを作って楽しく食べましょう!
ムスメはpre-teenですが、ローストビーフが大好きです!
ふるさと納税でいくつかローストビーフを頼んでみましたが、うちで作るほうが断然美味しいそうです。
同じ部位でも、国産和牛の高いものほど食べるので、味は分かっているようです。
外国産牛の場合、食べないことはないのですが、食べる量が少し減ります・・・。
ローストビーフは、ご家庭で作れて、皆で美味しくて楽しく食べられる料理です。
焼き方(調理方法)も簡単ですし、ソースも工夫次第です。
ご家庭で作ってみることにチャレンジしてみてください。
損はしません。
私たちのおすすめのパーツは「とんび(トウガラシ)」です。
そして、下味を塩・胡椒のみで、さしみ醤油(+わさび)で召し上がるのが1番美味しいです。
シンプル is ベスト!
是非、皆さんのおうちでも作って食べて、この美味しさを体験してください。
コメント